No.4  峠の歴史を学ぶみち

【コース設定】西武鉄道・正丸駅 ~ 東秩父村・白石車庫バス停    15.6km    4時間50分

2017年10月31日 () 快晴

         

 白石車庫BS  905  白石峠 1020  高篠峠 1055  大野峠 1140  

カバ山 1200 ~ 昼食 1230-1300  牛立久保峠 1315   虚空蔵峠 1335  

旧正丸峠 1425 ~ 川越山 1450  正丸峠 1515  正丸駅 1605

 

            歩行時間(小休止含む)    6時間00              行動時間   7時間00

             距離                    16km

             同行者                 M,K,Sさんと

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 白石車庫バス停から誰もいない登山道を白石峠まで1時間、ひんやりとした木陰の道で汗もかかずに登る。白石峠ではバイクやサイクリストに大勢出会う。

町の職員がキジの放鳥を行うのに出会う。幼鳥から育てて自然に返して、自然体系の調査をしているという。

 

しばらく車道を歩くと高篠峠、さらに車道を行くと階段を登り山道に入る。途中ハンググライダーの離陸地点でいきなり展望が開ける。さらに急な階段を下って行くと大野峠に出る。かなり開けた峠で、一休みして狩場坂峠に向かう。

 

車道と並行している山道に入り、時々車道に出てはまた山道への繰り返しをする。カバ山という小さなピークを越え、やせ尾根に入ると突然今迄のなだらかな道とは違って岩がゴロゴロした場所を通過、ちょっとスリルを楽しめた。

 

やがて立牛久保峠に着き、直進して狩場坂峠へ行くのがルートだが、右を行くと虚空蔵峠への近道、なんとなく疲れ気味でショートカットすることにする。虚空蔵峠を越え山道を行く。路端に虚空蔵菩薩の小さな祠がひっそりと建っている。

 

ここからがアップダウンが激しくなり、木の階段が多くなる。長いので80段の急坂などこれでもかこれでもかと現れる。やがて旧正丸峠に着く。ひっそりとした峠で、以前ここは来たことがあり思い出す。さらに梯子の続く急登を登ったり下ったりを繰り返しながら、川越山を越え正丸峠を目指す。

 

15時過ぎ、やっと正丸峠に到着、茶店は営業しているがひっそりとして客はいない。

 

小屋の横手からの下降路を下る。整備がされていないのか、かなり荒れた道で小さな沢の中をジュブジャブと歩いたり、滑りやすい岩伝いだったり、まだ15時過ぎだというのに植林地の中はうっそうとして薄暗い。やがて集落に出て、あとは正丸駅まで淡々と歩いてフィニッシュする。

 

総じて静かな山歩きが出来たが、期待したほどの展望はほとんどなかった。また、かなりのアップダウンの繰り返しにはかなり参った。