No.12 グリーンラインに沿ったみち
【コース設定】西武鉄道・吾野駅 ~ 東秩父村・白石車庫バス 22.0km 6時間20分
2014年10月8日 (水)
西吾野駅7:50 ~ 萩野平茶屋跡8:35 ~ 不動茶屋9:10 ~ 丸山 9:20 ~ 見晴台 9:30-10:30 ~
高山不動本堂 10:45 ~ 奥武蔵グリーライン十字路 11:30 ~ 顔振峠 12:20 ~ 吾野駅 13:30
歩行時間 4時間40分(小休止含む)行動時間 5時間40分
同行者 単独
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
急に思い立ち2か月半ぶりで山に出かける、前から気になっていた「関八州見晴台」に行ってみる。
吾野駅を降り、川の方に下っていく、小さな橋を渡り右折、川に沿って10分くらい歩く。
パノラマコースの案内板を見送り、次の標識・高山不動尊の立札で右に入る。小さな集落の中を真っ直ぐに登っていく、竹林を抜け杉林の尾根道を登っていく。30分ほどで半分壊れた萩野茶屋跡に着く。やがてパノラマコースが合流する。小さな祠が道端に立っている。墓地の脇を通り、尾根道を進むと、グリーンラインの車道に出る。不動茶屋の脇を通り車道を横切って見晴台の看板を見て頂上へ向かう。
途中小さなピーク、丸山を超えるとすぐ頂上だ。頂上は広々として奥ノ院があり、小さな東屋もあり大勢でも休憩には支障はない。ここからの展望は360度素晴らしいものがある。ただし空気が澄んで遠くが見通せる時に出会えばであるが。三か所に山座名を書いた看板があり、かなり遠くまで見えるようだ。今日も遠くの山は雲がかかっている、まずまず良く見える、富士山は見えないが。
早めの昼食もとり小1時間もゆっくり休憩する。今まで誰とも合わなかったがやっと一人のハイカーと会う。
下って高山不動を訪ねる。巨大な本堂はこんな山の中に良くぞ建てたものと感心する。1300年前に始まったと言われているが、当時の信仰心の厚さが伺える。
武蔵の高幡不動、下総の成田不動とともに関東三大不動と呼ばれる古刹である。
境内には大イチョウがあり、樹齢800年、樹高37m、幹回り10mの巨木だ。
時間も早いので、真っ直ぐ下りるのもどうかと、顔振峠へ回ることにする。しかしこの境内からはかなり登り直さねばならず閉口する。見晴台からだと、関東ふれあいの道として整備された登山道があるが、仕方なく舗装道を歩くことになる。ふれあいの道と交差する地点・・場所名はわからない・・から、道標に沿って傘杉峠を経て顔振峠に向かう。多少のアップダウンがあるが、よく整備されており歩きやすい。顔振峠は車で上がってこれるので数軒の茶店があり営業している。
登山道に入りどんどん下っていく、また車道を横切る地点で道を見失い、車道の遠回りを強いられてしまう。吾野の集落に下りてから駅までの道が、これまた大変あっち回りこっち回りで疲れた足にこたえる。
急階段を登りやっとの思いで吾野の駅に到着、今日の山行を終える。